自動詞と他動詞
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日本語の動詞においては、自動詞と他動詞が存在しています。たとえば(色が)変わる、(温度が)上がる、(彼女と)結婚する、(国へ)帰るなどが自動詞で、(色を)かえる、(温度を)あげる、(本を)送る、(荷物を)持つなどが他動詞であります。これらの中で、結婚する、送るのように対応的に自動詞他動詞がない単語に対しては、それほど難しくないと思いますが、問題になるのは、"変わるー-変える"や"上がる——上げる"のように対応的に自動詞と他動詞がセットして存在している場合、どっちが用いられたら正しいかということに結構ややこしいのです。 * g: ~ ^! Y% K8 v) i+ O: ?
* ?# M, }! t; Q! c+ L
それては、次の表を見てみましょう。 + {- l% {4 c0 M* R: X1 t4 W& P
, l6 a0 v) _$ a u& p' L! _* T, o 自動詞他動詞 自動詞 他動詞消える 消す 焦む 焦める増える 増やす 見える 見る起きる 起こす 閉まる 閉める下りる 下ろす 集まる 集める鳴る 鳴らす 伝わる 伝えるつく つける 入る 入れる開く 開ける 止まる 止める
9 n. A" F1 z- m) z/ B- _, |2 L+ {' e" u1 Y
(1)変えると変わる 9 V- F: W$ P3 F% i
" {5 \% E g; _ このへやだけ壁の色を変えてみた , D# Q* Z" P( E) C- q. S3 e! n
: Y' x# m: \: ?0 E あいつは一風変わっていて、おもしろいやつだぞ。 ( _6 P! z1 d, a& J5 r1 v
0 k* t1 r0 L2 T6 i# I3 ]0 v
気が変わる 生まれ変わる
' f1 j7 R+ k9 V8 e: J% f
" ]) l- H; Z( S# n! ^7 C) ~7 T$ D, w(2)閉めると閉まる 9 p, T+ Y5 x- [) s0 b4 F& L
* l% x( w& @8 G5 n- u
窓を閉める 店を閉める $ x2 w: v) j) }$ y1 k* u* B
; ~2 p* D( C7 b. B( }- y( ?
となりの教室から歌が聞こえているので、窓を閉めてください。
& F& H8 l1 M* I6 t4 O- U0 T9 L2 O9 K' [ K
ドアが閉まる 店が閉まる
% V' M, ~3 _8 p0 G* T$ O5 L6 l5 e8 S3 a. Z" @
あの店はっもう閉まりました。 & r( T7 N% h$ F' m# [/ S& ]" }9 Z
) t# j& x- W( q' P N$ j. ]
(3)始めると始まる
% }' W, W% {7 ]' u8 t. ]6 `
; _* H% l1 e* d$ g* r( B2 R, D! [ A: もうすぐ大学も始まるんでしょう。
' R: f j& s( L2 t, G& ]) O. {' T- O- r" C2 c( j
B: ええ 来週から。 # C. ` O6 F& N& B: J; b
& X- W9 q; u& a p' J. a. a* s0 c A: それじゃ今日の仕事を始めましょう。 ) J7 u3 R7 z3 `* g
6 `- y" h7 x0 C, @/ N9 h, i(4)増えると増やす 0 }) u; {& K* y/ o
. C$ V' Q) T, y9 s8 t9 H3 a
年を取れば取るほど 勉強したいことが増える。
0 i( s) L; ]( N5 e( ` I- i a$ t1 t/ A N" h
(5) 延ばすと延びる 3 b# ?' O2 f" v$ Y3 A7 \/ v
. u. m+ J5 M! J& a6 Q2 o カルシャセンターがすっかり日本の社会に定着した大きな理由は日本人の寿命が延びたことなどです。 4 ]1 }3 l. _) }( l- D! ~0 [0 A/ k% q% k
5 R9 _, U! o" q* P! | 今日のできることを明日に延ばすな。
c( p* `; F- }" L- [, }/ [3 s5 w5 U
/ u A- |" y2 ]6 a- X 一般的に自動詞は客観的 個人的意志によることのできない場合につかわれますが 他動詞は人の意志 命令 要求をあらわすときに使われます。次の練習に入りましょう。
! W; B2 E! L, S' ^! _' r$ P
$ c5 b- i7 ]8 ~" o; B! T (1)部屋の窓が( )ています。(開い 開ける)
) E$ C( }5 U+ Y( H# N: m8 e0 e0 c. J: U5 c5 A a! W5 {5 x
(2)"未知 テーブルに食器を( )なさい。"とお母さんがいいました。 (並べ 並び)
2 X. }; X2 O; g8 [
0 Z# p9 @6 k: C1 G (3)ドアが( )てありますから きっと留守だろう。(閉め 閉まっ) ) y4 N- y- Q7 b3 S
0 o% g" W5 Q6 F" {! D
(4)車はあそこに( )てください。こっちはもういっぱい( )てありますから。(止め 止まっ) |