経営再建中の日本航空の稲盛和夫会長は9日、鳩山総理大臣と会談し、会社の再建状況を報告したあと記者団に対し、ことし秋までに1か月ごとの収支で黒字化を目指す考えを明らかにしました。% k' O2 l- d, ]9 r
日本航空の稲盛会長は9日夕方、総理大臣官邸で鳩山総理大臣と会談し、会社更生法の適用を申請し、企業再生支援機構の主導で経営の建て直しを目指している会社の再建状況を報告しました。鳩山総理大臣と会談した稲盛会長は記者団に対し、「日本航空の再建は待ったなしだと思っている。どうしても、ことしの秋になるまでには1か月ごとの収支を黒字にしなければいけない」と述べ、ことしの秋までに1か月ごとの収支で黒字化を目指す考えを明らかにしました。日本航空は、リストラを前倒しで進めるため、早期退職の募集の対象を管理職から一般職の社員にまで拡大するなど、大幅な赤字に陥っている会社の財務体質の改善を急いでいます。