职称日语A级考试阅读精选素材04

会计考友

　　 むかしむかし、都のはずれに、たいそう贫乏な男が住んでいました。
  h3 c# ^) R6 J7 `5 ^  ^　　很久很久以前，在都市边上住着个很穷很穷的男子。
　　ところがその男の知り合いが、とても出世して远い国のお殿さまになったのです。
' s. W' }( `7 o7 w' j4 W& U　　可是，这个男子的朋友，却很成功得做了远方国家的老爷。
% C! {( A( D& t" a　　そこで男はそのお殿さまの家来として、ついて行くことになりました。「これでやっと、自分にも运がむいてきたぞ」と、喜んでみたものの、男には旅の支度をする金さえありません。
　　于是这个男子决定就做老爷的家丁跟着去。“这样，总算自己也会有好运了。”虽然很高兴得期待着，但是这个男子却连旅途的钱都没有。
　　それで男は长い间连れそった优しい女房を舍てて、金持ちの家の新しい女をめとり、その女に金を出してもらうことにしたのです。
　　于是男子就抛弃长期以来都跟随左右的贤惠的老婆，娶了有钱人家的女子，让那个女子出钱。
, b6 A$ K: _/ s　　ところが新しい女房はわがままで、男に不平ばかり言っています。
; V7 @9 _0 ^! W, P" U$ k　　可是那新老婆却只会对男子发牢骚。
　　そのうちに男は、だんだん前の女房が恋しくなってきました。
　　渐渐的，男子开始怀念以前的妻子。
　　けれど金を出してもらった手前、新しい女房を追い出す訳にもいきません。
+ k& r% E! P0 ?9 \* p! s: o　　可是刚让新妻子出了钱，也不能驱赶她。
　　「今の女房とは、形だけの夫妇。ああっ、贫乏でもよいから、前の女房と暮らしたいのう」男は次第に、そう思うようになっていました。
1 Q, g' v- P4 D　　“现在的老婆只是形式上的妻子。啊，穷点也可以啊，好想和以前的妻子一起生活啊”男子渐渐地这样想。
1 f, J# j; F9 U" W　　そのうち何年かたち、殿さまはまた京へ戻ることになったのです。
　　过了几年之后，老爷决定再次回京都。
4 `  F7 m7 h2 _. z+ M# m6 B% Z  f　　「これで、あいつに会う事が出来る」男は京に着くと新しい女房を実家へ帰して、すぐに元の自分の家へ戻りました。
3 E1 A5 l$ R% u6 u* @　　“这样就能见到她了吧”男子一到京都，就让新老婆回了老家，自己马上回了自己的老家。
" E) n# m/ {7 w. ]; T　　ところが家についてみると、とても人が住んでいるとは思えないほどのひどい荒れようです。
# d' q9 V6 ^! z. W' A　　可是，到家一看，却发现已经荒芜得不像人住的地方了。
8 z$ b5 R/ o4 }- N) c　　「これが、わしの家だろうか?」と、男は门の前に立ちすくみました。
　　“这是我的家吗?”男子呆呆得站在门前。
, ]( h; [* h! s( K　　「女房の奴、わしを恨んで出て行きおったに违いない。いや、悪いのはわしだ。女房をせめても、仕方ない」そう思いながらも中に入ってみると、いつもの场所に女房が座っているではありませんか。
3 ?* B9 k' }$ e( s* U+ f; H　　“这老婆，一定是恨我，所以走掉了吧。不，错的人是我。就算责怪她，也没有办法。”一边这样想着，一边走到里面看，发现妻子依然坐在老地方。
  @: Q& z; }: X9 ]! \( ?　　「お前、待っていてくれたのか!」男は女房のそばへかけ寄り、しっかりと抱きしめました。
8 A* p9 o( m& c8 o6 l0 i- J　　“你，还在等我吗!”男子飞奔到妻子身边，紧紧地拥住她。
/ y* U7 Q( \' L　　「あなた、お帰りなさい」女房は文句一つ言わず、嬉しそうに男の顔を见ました。
　　“亲爱的，你回来了”妻子没有说一句怨言，高兴地看着男子的脸。
　　「许してくれ。わしが悪かった。わしの女房はお前だ。もう决して、离すまいぞ」
　　“请你原谅我。是我错了。我的妻子就是你。再也不会离开你了。”
　　二人は夜のふけるのも忘れて语りあい、明け方になって、やっと寝床に入ったのです。
( V1 O2 f0 B6 D( T　　两人聊着聊着都忘记了时间，直到第二天早上才入睡。
8 e- u' m6 i: e; f" Q1 `0 o" H0 u　　久しぶりのわが家に、男は安心してぐっすりと眠りました。
0 c3 h1 Y2 ?; M) f% e　　久违了的自己的家，男子安心得睡得很香。
% B8 D8 C5 p) r- I* B# q! |' j　　それから、どのくらいすぎたでしょう。
$ M' r- M" ?/ o* p  w　　之后，不知道过了多久。
　　男が目を覚ました顷には、もう日が差し込んでいました。「いやあ、よく眠った」と、女房を见て、男は、「あっ!」と、惊いて飞び起きました。
　　男子醒来的时候，太阳都已经下山了。“呀，睡得好舒服啊”男子看妻子时，“啊”的一声尖叫，跳了起来。
　　それもそのはず、なんとそこには、骨だけになった女房の死骸が横たわっているのです。
- H/ d8 O* f, o  g　　他这样也是合情合理的，因为躺在身边的是只剩下骨头了的妻子的尸体。
　　「これはいったい、どうしたことじゃ!?」男は寝まきのまま隣の家へ飞び込み、妻の事を寻ねました。
6 H4 p" X- F: J$ z# H　　“这到底是怎么回事!?”男子穿着睡衣就跑到隔壁邻居家，询问了妻子的事情。
' |! s0 S/ q, y* Z' j2 v( E1 d　　すると、隣の家の人が言いました。「ああ、その人なら去年亡くなられましたよ。何でも、ご主人が新しい奥方を连れて远い国へ行ってしまったとかで、それはひどく悲しんでおられてのう。そのうち病に倒れられて、死んでしまわれたそうな。お葬式をする人とてなく、亡骸もそのままだというので、怖がって近寄る人もありません」
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　　邻居就这样说道：“啊，那个人啊，去年就过世了。因为她丈夫带着新妻子去了很远的国家，导致过度悲伤。然后就病倒死了。也没有人给她办葬礼，尸体也就那样放着了。因为害怕所以也没人敢接近。”

会计考友

</p>　　「では昨日あったのは、女房の幽霊だったのか」そう思うと男は急に恐ろしくなり、そのまま逃げ出すとどこかへ消えてしまいました。
　　“那么昨天见到的就是妻子的鬼魂了”男子这样想着就感到万分恐怖，就这样逃得不见踪影。